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2022/12/28 20:43

1940年に赤ちゃんのベビードレス専門メーカーとして「福田縫製」を創業しました。まだ、女性や子どもは、ほとんどが和服だった時代です。初めて日本で洋装の「セレモニードレス」を販売し、「ベビードレス専門メーカー」として認知を広げ1961年法人化しました。
1980年福田保夫社長の就任を機に社名を「パドック株式会社」に変更。ベビードレス専門メーカーからベビー服と婦人服のメーカーへと転身しました。
1992年よりオーガニックコットンによるベビーウェアを製造。敏感な赤ちゃんの肌を守る優しい商品を作りたいとの思いから染料まで天然素材にこだわりました。
1994年、「オーガニックガーデン」を異業種の企業とともにブランド化。女性の肌に優しい婦人ウェアも手掛けるように。
2007年大和高田市で綿栽培を復興させ、栽培過程で無農薬・有機であるのは当然のこと、手間暇かけたやさしい手摘み、製品の加工工程でも一切化学処理をしない「奈良さくらコットン®」事業の立ち上げに参画。この地域では、江戸時代より綿を育て、良質な大和木綿を作り出し、明治以降は、近代的な機械を入れて日本の近代化に貢献してきました。
パドックでは赤ちゃん用のドレスや肌着を製造しています。
2011年独自に新しい繊維を開発。奈良らしい素材を使った新しい繊維、それが奈良県の特産「葛」を使った糸でした。葛は、薬の原料にもなり、良質な澱粉は、お菓子や料理に使われました。和菓子で使う葛の澱粉を絞った葛の根には、天然の抗菌力、UVカット効果があります。捨ててしまう葛根を特殊技法で和紙の糸にし編み上げた製品は、軽量で優れた吸水性のある製品に。森林保護、葛産業の振興を目指します。
パドックでは、作る人だけでなく、商品の製造に関わる人、消費者、地域、地球が幸せになるものづくりを目指しております。

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